身辺整理より先に心偏整理

不通にやれている人や世間一般の人間というのはどういうものなのか。

『普通にやれ』とか『それが常識でしょ』とか『一般的には』とか、『みんな言ってるよ』とか。自らが世の中に認められ常識と正義を持ち合わせた人間の代表!みたいな事を宣う人間たちには頻繁に出会った。そいうった人間はどこにでも存在して、どこからでもしゃしゃり出てきた。

彼らの言い分を思い出しながら、『普通の人間』とは何を指して言われるものか、列挙してみる。

 

・友達がいる。作るように努力する。作れない人間は寂しい人生を送ると決まっている。

 

・一人で遊ばない。友達の輪の中に入ってみんなで一緒に遊ばなければならない。それができないのはおかしい子供。

 

・親に逆らわない。逆らうなら家から出て行って自活する事。子供は社会人にもなれない存在なので親に口答えするなら家族から縁を切られ家から出て独立するのが常識。

 

・テストで50点以下しか取れない子供は頭がおかしい。また、野球という世間一般的に知れ渡ったスポーツのルールが解らず、しかも、ピッチング・キャッチング・バッティングの三種類の動作行動ができない子供は異常児。

 

・校則に異を唱えて教師に異議を申し立てて議論を吹っ掛けるのは問題児。

 

・得意な科目だけ楽しんで勉強して他の科目に興味を示さないのは頭がおかしい子供。

 

・みんなと一緒に遊び、同じ場面で笑い、同じ場面で驚き、同じ人間を嫌悪し、同じ反応を共有しなければおかしい人間。なおかつ出しゃばった行動や言動をするのは頭がおかしい人間。

 

子供の時分ならこんなところか。次は社会人になってからのものを記述しようと思う。