世間の一般の人とは違うようである

ニュースとか、世間の人たちと共通の話題になりそうなものを見つけて考え方や感じ方がどう違うのかという実験をずっと前からやっていた。二十歳ごろからだ。これは自分の異質さが変り者としてつま弾きにされるだけで済んでいた学生時代と違い、協調性や成果に如実に現れて指摘され矯正を迫られた年齢だった。結局のところ器質的な問題であって【矯正】するものでは無くて【共生】するものと解ったのは最近だけれど。

 

で、世間の人たちとの共通のモノゴトについての感じ方の違いを学ぶ道具としてインターネットは役立ってはいる。もちろん記述を鵜呑みにしてはいないけど。

その中で役立っているサイトが【みんなのシネマレビュー】である。

https://www.jtnews.jp/index.html

 

僕もレビュワーとしてネームを作り、作品の評価を書き投稿している。そこでやっぱり自分と世間の人たちの感覚のズレを感じる。10段階の評価をつけて評論を書くのだけれど、僕が号泣するほど感動した映画に限って世間の人たちは低評価だったりする。好みの違いとか簡単に片づけられるんだろうけど、50歳過ぎる半生を異質人間扱いされて生きてきた身としては結構こたえる。人とおんなじ感覚で分かり合えないんだなと。まあ、すべて貶されるわけでは無くて半分くらい?だけど。

それと僕が全く気付かない部分や恐ろしく知的な表現や予備知識の豊富なレビュワーさんが多くて勉強になる。単なる事物評価なら、ネットにありがちな、自分を飾り立てて偉そうとか強そうに見せる誤魔化しは通用しないので良い。これからも利用し、学ぼうと思う。

それにしてもだ、ここのサイトでは書き込んだ映画評価の数が記録されるのだが、800や900はざらで、中には評価数が1000本を超えるレビュワーさんもいる。

 

1000本以上?  1000本って以上って…??

 

映画の上映時間はだいたい1本120分。それを積算で1000本×120分=120000分=二千時間?

 

就労して最低8時間労働の人間が5~6時間程度しか睡眠せず、自宅でデッキを使って鑑賞しながら食事して排便に使う時間が一日合計で(小・3分×8回=24分+大・8分×2回=16分)=40分。24時間−14時間40分=9時間20分。

 

日々の生活で1日平均で4本も映画見てるの????何歳の人間かにもよるけど。

 

嫌味で言うのではないが、こんな暮らしが一般的なら、やはり僕は世間の一般の人と同じにはできないと思う。